ケーススタディ
クライアント
TDK
領域
AR Experience, Event
年
2026
課題
TDKの部品は、人々が毎日使うテクノロジーの中にありながら、目に見えません。Porsche Formula E Teamとともに臨んだフォーミュラE東京E-Prixでのお題は、混み合う3日間の会場で、その物語を多くの来場者に実感してもらうことでした。
判断
ブースのアトラクションを一つ置くのではなく、入口が三つあるARをつくりました。会場の台座に加え、持ち帰れるカードとステッカーを用意し、来場後も体験が続くようにしました。ハイスコアゲーム「TDK Within」にはSNS投稿特典とハイスコア賞品を加え、遊びをシェアにつなげました。会期中は来場者とクライアントの声をもとに、毎日現場で体験を改善しました。
成果
これまでにユニークユーザー2,104人、ARセッション3,812回。ゲーム参加は会期中毎日増え(59 → 93 → 108)、526人がAR体験を動画で記録しました。持ち帰り型の施策は会期後も効き続け、ステッカーの利用者は290人から500人、カードは204人から406人に増加し、会場の台座は630人で推移しました。クライアントからは「昨日よりも良くなっている」という言葉をいただきました。
主要指標
ユニークユーザー2,104人・ARセッション3,812回・動画記録526件(現時点)
取り組み
仮説:ほとんどの人が目にすることのないテクノロジーブランドも、手に取り、遊び、持ち帰れた瞬間に記憶に残る。
背景
TDKは、フォーミュラEのマシンを含む身近なテクノロジーの中で使われる、磁性・エネルギー・センシングの部品をつくっています。東京ビッグサイトで開催された2026年の東京E-Prixで、TDKとPorsche Formula E Teamが求めたのは、来場者がロゴの前を通り過ぎるだけでなく、ブランドとそのテクノロジーを結びつけて理解することでした。
担当したこと
AR台座:ブースでのAR体験。台座の3D制作からローンチまで。
ARカードとステッカー:会期後もARを再体験できる、持ち帰り型のフォーマット。
TDK Withinのインセンティブ:遊びをシェアとリピートにつなげた、SNS投稿特典(ARカード)とハイスコア賞品(キャップ)。
数字
これまでにユニークユーザー2,104人、ARセッション3,812回(会期3日間では1,577)
ゲーム参加は毎日増加:59 → 93 → 108(計260)
AR動画の記録526件。会期中に受け取られたSNS投稿特典159件
会期後も持ち帰り型が伸び続け、ステッカーは290 → 500人、カードは204 → 406人。会場の台座は630人で推移
現場で学んだこと
スピードがコンバージョンの鍵:QRコードとマーカーを近くに置き、タップ数を減らし、読み込みを短くする。
持ち帰れるモノはイベントの寿命を延ばす:台座のエリアが混み合ったときは来場者にステッカーを渡して「家で試してみて」と案内し、会期終了後もステッカーとカードの利用は増え続けた。
毎日の改善が効く:来場者とTDKスタッフからの声を、毎日その場で修正に反映した。
今後の展開
会場の外でも誰でも参加できる、AR体験のWeb版。
残ったカードとステッカーを、営業やショールームでのインセンティブとして再活用。
フォーミュラEのシーズンを通じた、都市・ステージごとの展開。
役割
プロデューサー:AR台座(3D制作を含む)、ARカードとステッカー、TDK Withinのインセンティブと賞品の設計を担当。UltraSuperNewのチームとともに実施しました。






